誰か
宮部みゆきさんの『誰か』を読んだ。
久しぶりの現代ミステリーの書き下ろしだったそうですね。図書館で借りているので、必然的に新刊じゃなくなってから読む傾向があるもので。
これまでもいろいろと宮部さんの作品は読んでいますが、やっぱり凄いと思います。読むのを止められない一人ですね。
描写が細かいので、自分もその風景の中に居るような気がしてしまいます。自分も橋の上に立っていたような、自分も自転車にぶつけられたような・・・。
その人の背景も知らずに批評してしまったり、評価してしまったりする事は嫌だけれど、往々にしてある事だなって思いました。読み終わって。
宮部さんはそれを狙って書いているだとは思えませんが、主人公・杉村さんへの評価が、彼の結婚生活、というか結婚相手のイメージで捻じくれて人に伝わっていたって思うと、可哀想で。どんな風に彼が奥さんと出会って、結婚したのか知らないくせに、と。
宮部さんの作品は図書館でも人気なので、予約を入れても忘れた頃にお声が掛かるという状態です。きっと、これからもそういう状況なんでしょうね。
久しぶりの現代ミステリーの書き下ろしだったそうですね。図書館で借りているので、必然的に新刊じゃなくなってから読む傾向があるもので。
これまでもいろいろと宮部さんの作品は読んでいますが、やっぱり凄いと思います。読むのを止められない一人ですね。
描写が細かいので、自分もその風景の中に居るような気がしてしまいます。自分も橋の上に立っていたような、自分も自転車にぶつけられたような・・・。
その人の背景も知らずに批評してしまったり、評価してしまったりする事は嫌だけれど、往々にしてある事だなって思いました。読み終わって。
宮部さんはそれを狙って書いているだとは思えませんが、主人公・杉村さんへの評価が、彼の結婚生活、というか結婚相手のイメージで捻じくれて人に伝わっていたって思うと、可哀想で。どんな風に彼が奥さんと出会って、結婚したのか知らないくせに、と。
宮部さんの作品は図書館でも人気なので、予約を入れても忘れた頃にお声が掛かるという状態です。きっと、これからもそういう状況なんでしょうね。
by webnest
| 2005-03-22 16:36
| 読書