犬のあくび

誰か

b0023799_16253793.jpg宮部みゆきさんの『誰か』を読んだ。

久しぶりの現代ミステリーの書き下ろしだったそうですね。図書館で借りているので、必然的に新刊じゃなくなってから読む傾向があるもので。

これまでもいろいろと宮部さんの作品は読んでいますが、やっぱり凄いと思います。読むのを止められない一人ですね。
描写が細かいので、自分もその風景の中に居るような気がしてしまいます。自分も橋の上に立っていたような、自分も自転車にぶつけられたような・・・。

その人の背景も知らずに批評してしまったり、評価してしまったりする事は嫌だけれど、往々にしてある事だなって思いました。読み終わって。
宮部さんはそれを狙って書いているだとは思えませんが、主人公・杉村さんへの評価が、彼の結婚生活、というか結婚相手のイメージで捻じくれて人に伝わっていたって思うと、可哀想で。どんな風に彼が奥さんと出会って、結婚したのか知らないくせに、と。

宮部さんの作品は図書館でも人気なので、予約を入れても忘れた頃にお声が掛かるという状態です。きっと、これからもそういう状況なんでしょうね。
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by webnest | 2005-03-22 16:36 | 読書
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